映画FRANKフランクを見た。そして旅の行く末は
この映画は個人的には非常にしっくりときました。ほろ苦いけど「それで良かったよね!」と、そっとつぶやいてしまう感じのラスト。色々な人の感想を読むと「つまらなかった」とか物語の狙いが「わからなかった」とかが以外に多くて驚きました。冷静に考えてみれば途中で流れる楽曲たちは所謂アバンギャルドなモノたちなので、その辺りの好みで評価も変わってきてしまうのではないかと。自分はシドバレットが好きです。ジムモリソンにも歌い方が、とか思って見てたら全然違う実話が元になっていると後で読んで知りました。ドンが自殺してしまったのは役目が終わったと安心したからではないかしら?壊れてる自分がようやくフランクの役に立てた、その先生きても何も産まないし役にも立てない。悲しい自覚。固い決意。ジョンはフランクのお面を取ると言う、大事故(手柄?)のきっかけも作る。多少は「かじってる」だけの凡人も役に立つものです。残りの3人は自分達の才能をわきまえているのでフランクと一緒に演れるだけで幸せなのでしょう。ラスト、即興曲で上がっていく4人と全く反応しないカウンターの客&バーテンダー。以前とまるで変わっていないみたい。そしてジョンも元居た場所へ。皆が本来有るべき(新しい)場所に戻って行く。
孤独な天使たち
ベルナルドベルトリッチ監督。一番良いシーンでデヴィッドボウイのスペースオディティのイタリア語バージョンが流れる。歌詞もオリジナルとは違うやつで。そして、これがまたグッと来るのです。何も知らない俺はボウイによく似た声質の誰かなのかと思った。最初の方でキュアーのボーイズドントクライが流れる。途中でレッドホットチリペッパーズが流れる(これは要らない)。映画の中で突然馴染みのある曲が流れると本当に引き込まれてしまう。(単純なんです。本当に。ええ。)
ラストの主人公の表情で彼が今後は大丈夫なのは確信出来る。傷ついても大丈夫、と。オリビィアの方は地下室では我慢出来たけど、ヘロイン入りのタバコをなんとなく持って出てしまう。俺はそれを捨てるシーンを期待していた。そしてそのシーンは無かった。暗い暗示の終わり方、と書いてる人もいました。個人的には二人ともハッピーエンドと言うのが俺は好きです。でも、とにかく、ボウイの曲が流れるシーンは最高だった。今後も忘れないと思う。
やっぱり
昨日から本日の間に失敗はあったのだった。サングラス親友の家に忘れた。まあ次は多分、半年先かなぁ。
具合が悪悪
ああ駄目だ。飲み過ぎた翌日は
物凄く心も体もダルくなる。いつの間に遣ったのかサイフの中身が「?」状態。自分が嫌いだ。大嫌いだ。溶けて消えてしまいたい。
今日は外壁の穴あけ
我々の主な仕事でエポキシ樹脂の注入と言うヤツがアルのでアリます。壁とかタイルとタイルの隙間(目地)に震動ドリルでもって穴をあけて(とてもウルサイ)そこにグリスポンプと呼ばれるヤツでぎゅうぎゅうとエポキシ樹脂を高圧注入するのでアリます。(勿論手動。両腕の筋力が原動力)
まあ、あれですね。単純に説明すると、浮いて隙間が出来てしまっている所に穴を開けてその穴から超強力な接着剤を入れて隙間を埋めちゃいましょう!と言う訳です。
平均して1日それを二人一組で800穴位やるのかな。一人が注入もう一人が注入した穴にステンレスピンを挿し込んで穴を埋める。とても地味で疲れる作業なんですよ。まあたいがい慣れてるけど。そして足場が狭いとまあ大変。今の現場は最初に組上がった次点では「狭いなー」で済んでたのに、安全がどーとかあーとかで本当に無駄な補強をアチコチ組んでくれちゃったもんだからまあ大変!(やらせてるのは作業効率が解って無い現場には居ない奴らなので、足場を組むとび職の人間が悪い訳では無いのです)「狭いなー」が「超狭いぜ!ふざけんな!」に進化してました。良くない進化ってアチコチで有るね。大体の改修工事で現場作業員どもは目印のベストを着せられます。この現場では足場の各所で必ずそのよだれ掛けみたいなヤツが引っ掛かる仕組みになってます。太目の野郎だとさらに各所でツラい事になっちゃいそう。いかに怒らないで冷静を保つのも作業の重要ポイントなのであった。
今日はそんな劣悪足場の7階建てで独りコツコツと穴開け800やりました。よくやったよなー。ホントに。当然ほぼ休憩せず、だったけれども。まあでも疲れても達成感が無いとね。
それにしてもあの狭さは反則だよな。