ashikusayarow’s diary

仕事は防水屋。外壁補修が主です。

今日は外壁の穴あけ

我々の主な仕事でエポキシ樹脂の注入と言うヤツがアルのでアリます。壁とかタイルとタイルの隙間(目地)に震動ドリルでもって穴をあけて(とてもウルサイ)そこにグリスポンプと呼ばれるヤツでぎゅうぎゅうとエポキシ樹脂を高圧注入するのでアリます。(勿論手動。両腕の筋力が原動力)
まあ、あれですね。単純に説明すると、浮いて隙間が出来てしまっている所に穴を開けてその穴から超強力な接着剤を入れて隙間を埋めちゃいましょう!と言う訳です。
平均して1日それを二人一組で800穴位やるのかな。一人が注入もう一人が注入した穴にステンレスピンを挿し込んで穴を埋める。とても地味で疲れる作業なんですよ。まあたいがい慣れてるけど。そして足場が狭いとまあ大変。今の現場は最初に組上がった次点では「狭いなー」で済んでたのに、安全がどーとかあーとかで本当に無駄な補強をアチコチ組んでくれちゃったもんだからまあ大変!(やらせてるのは作業効率が解って無い現場には居ない奴らなので、足場を組むとび職の人間が悪い訳では無いのです)「狭いなー」が「超狭いぜ!ふざけんな!」に進化してました。良くない進化ってアチコチで有るね。大体の改修工事で現場作業員どもは目印のベストを着せられます。この現場では足場の各所で必ずそのよだれ掛けみたいなヤツが引っ掛かる仕組みになってます。太目の野郎だとさらに各所でツラい事になっちゃいそう。いかに怒らないで冷静を保つのも作業の重要ポイントなのであった。
今日はそんな劣悪足場の7階建てで独りコツコツと穴開け800やりました。よくやったよなー。ホントに。当然ほぼ休憩せず、だったけれども。まあでも疲れても達成感が無いとね。
それにしてもあの狭さは反則だよな。