ashikusayarow’s diary

仕事は防水屋。外壁補修が主です。

挨拶も仕事の内のひとつ。

自分は所謂、防水工の一人ですが、防水と一言で言っても色々と分かれています。屋上、バルコニー、
廊下の側溝部分が専門であったり、外壁全般が専門であったり、建物の縦横にある目地やサッシ、玄関枠のシール部分(コーキング材。ゴムみたいな感触のやつ)が専門であったり、とか。タイル張りはタイル屋。塗装は塗装屋。足場を組むのは足場屋(鳶職)。
などなど。それぞれが分業化してるのが通常です。
そんな訳なので、足場上で別業者が同じ足場の上下にいたり、狭い所ですれ違ったりは当たり前にある事です。朝、顔を会わせたら当然挨拶。足場上でも
声を掛け合って会釈したりとか。そうやってコミュニケーションをお互いに(当たり前に)取らないと、
その現場はやたらとギクシャクと遣りにくい現場になってしまう。結構、同じ職人同士でもそんな些細な事で「あの○○屋の奴は生意気だ!」とか「ムカついた!」とか簡単になってしまう。下らない理由で下らない事に発展したり。自分は経験上、単純に挨拶さえお互い当然普通にしてれば、下らないイザコザは起こらないのが解っているので、必ず先に挨拶、声掛けを心掛けています。
本当に当たり前の話。でも、うちのマンションでも
挨拶を無視する人って結構いるのね。どうやら、子供には返事をさせない教育をしてたりとかさ。昨日に引き続きでそんな話。

秋刀魚の話。

ボロアパート1階の部屋でサンマ焼いてたら、道を歩くOLから「家でサンマ焼くなんてねー」みたいに笑われた、と言う話。頭に来るな。こう言うのは。
良いじゃないですか。家で焼くサンマ。美味しいよね。焼き魚の匂いが近所迷惑だとか嘲りの対象みたいな常識になったら、ホント悲しいと思う。
俺がサンマで笑われた昔話の場合。
嫁さんとまだ籍を入れる前、向こうの両親の家に食事をよくご馳走になりに行ってました。ある時の献立がサンマの塩焼き。俺は実家に居た時は「サンマは残さず食べるモノ」と言う常識でいたので(別に親の教育とかではなくて)当然その日も頭も尻尾も内蔵も全て食べたので、俺の皿には何も残って無い訳です。そうしたら、その皿を見た向こうの両親に、
まあとっても陽気に笑われましたね。「よく食べる奴だなぁ、でも全部食べちゃうなんてねぇ?」みたいな感じで。「育ちの悪い奴。」なんて思われたかもしれないけど俺は気にならないし、今は仲良く一緒に住んでるし。
サンマ大好き!秋ですね。

仕事帰り、駅からの帰り道。所謂メインのバス通りでは無くて、1本横に入った繁華街を歩きます。何時ものコインパーキングには喫煙スペースが有って、帰り道は大抵ここで一服してからさらに歩き出すのです。
話は変わって、こんだけ喫煙者の肩身が狭くなっている現在になっても、路上に吸い殻を捨てるアホが多くて本当に頭にくる。
「ポイ捨て野郎を見掛けたら後ろから思い切り蹴りを入れても良い」
とか言う法律でも制定されれば良いですね。喫煙者である自分が見ていても、残念ながら喫煙者にはマナーが悪いヤツが多いのは事実だと思う。確か低収入者が多いとかも有ったかな?ああ、まさしく底辺の現場職人像がソレではないですか。(俺はマナー良いけどね!)
そんな事は別に考えないコインパーキングで一服していた何日か前の話。目の前にあるパチンコ屋の入口の階段脇で頭抱えて踞ってる若い男が居ました。まあ、所謂「体育座り」の姿勢ですね。具合が悪いのがカラダでは無くて懐具合なのは一目瞭然。おやおや、と同情する気も起きずに「何時まであの姿勢なのかな?」とか思ったり。そしたらなんと次の日も同じ位の時間に同じ姿勢のそいつが居たのです。服も、そのやられきったような雰囲気も全く同じで。おやおや、と同情する気も起きずに「何時まであの姿勢なのかな?」とかまたもや思ったり。
さすがに3日目は居なくてちょっと残念に思ったり。←(性格悪いぜ!)
まあ、多分そのうちにまた、あの姿勢のあいつを見る事になるのでしょうね。

中央線人身事故

今朝の話です。東京には東と西(山梨県まで)を結ぶ中央線と言う電車が有りまして、自分はよく使います。「中央線はまっすぐだあー」と叫ぶTHE STALINのSTOP JAPは名曲です。
(必聴パンクソング)それは良いとして、良くなかったのが今朝の話。いつもよか早めに現場に着いてあれやこれやの準備しておこう、なんて早くに家を出たらこれですよ。
    「武蔵小金井駅で人身事故」 
結局、いつもよか30分早く家を出て、現場に着いたのはいつもよか30分遅い、と言う次第に。しかも、自分の降りる駅が、ズバリ武蔵小金井だったのですね。
今朝8時過ぎの武蔵小金井駅は、駅のホームも改札周りも人間達でぎゅうぎゅう。文字どうりの牛歩。しかも、自分は改札出て右に行きたいのに、外に出る人の流れが左方向しか無くて「ああ、遠周りだよう」なんて思いながらの周り道。とにかく、改札に向かう人の数が凄いのです。 全くもって疲れる1日の始まりだった。
先程調べたら、50代男性だったらしい。4万5000人に影響、だったそうな。ヨンマンゴセンのイライラ。俺もその中の一人。何が本人に起こったにせよ、飛び込み自殺で人生を決めてしまうなんて全然同情出来ないし、せめて時間選んでよ?みたいな所ですね。

電車、人助け。

何年か前の話。朝の時間、それほど混んでは無い車内。俺の左に座っている高校生男子が、とにかく寝てしまって、俺の肩に凭れ掛かって来るのですね。
20分位の間に何回?多分10回以上だな。いい加減に
ウンザリしてきた(勿論その都度、肩揺すったり肩叩いたりヒザこずいたり)。経験してる人も多いと思うけど、アレは本当に面倒くさくて、鬱陶しいですよね?俺の経験上だとOLが多い気がするけど。
さて、いい加減に気の長い俺もイライラが頂点に達してしまいそう。
「こーのガキゃあ、次、来たらアレだぞ?」
と、静かに決意した10秒後には、もう寄っ掛かって来たもんね。
「あぁ、もぅ、しょうがないなあ」
俺はおもむろに帽子を右手で脱ぐと、凭れかかってる相手の頭頂部辺りにキツめの頭突きをかましてやった。
まあ、そいつはびっくりして目を覚ましたね。キョロキョロ周り見て、次の停車駅で慌てて降りて行きました。焦り過ぎて痛みも感じて無かったみたい。
良い行いをした俺の左側頭部は暫く痺れていたのでした。 
頭突きなんて相手にかましたのは高校生以来だな。(中退です)

夜中も電気点けっぱな、あの部屋。

その部屋は、うちのバルコニーからちょうど正面の同じ三階で、まあ間に広い駐車場を挟んでるので、それほど近い距離では無いけれども、とにかく、夜中に俺がいつ起きてもその部屋は明かりが灯っています。もし向こうがうちの部屋に気付いていたら、「おっ、あの部屋のアイツ、まーた夜中に起きて何か食ってやがるな」とか思っているでしょう。多分、うちの方が広いのでLDK でウロウロしてたら、良く見えると思う。時々、電気点けずに向こうの部屋を観察するけれども、全く人が動いた気配を感じた事が無い。まあ、そこまで此方からは、向こうの部屋の内部までハッキリと見える訳では無いけれど。「実はあの部屋は寝室で、明るく無いと寝られない人なのかしら?」とか。
ここに住み始めて5.6年たつけれど、あの部屋は昔から電気付いてたな。やっぱりちゃんとLEDに替えてるのかな?引っ越した当時にうちは、主だった電球替えたけど、当時はまだ値段が高かったよね。
今、ふと思ったけど、双眼鏡買ってきて向こうを覗いたら
「同じ事をしている相手が見えた」
これはかなり怖い。

終末のイゼッタ

NETFLIX で見ました。アニメでは、今の所「幼女戦記」が一番夢中になって見たけど、こちらの作品もかなり良かったのです。両方とも第二次大戦がモチーフになっていますね。
ゾフィーとイゼッタ、最後の戦いのシーン、。苦しそうなゾフィーの表情が死に際、徐々に笑顔になるのですね。「漸く楽になれる」みたいな。過去に受けた酷い裏切りで、彼女の行動理由が復讐しか無くて。でも、それを果たした所で何が残るか?この世界は、どうせ、また自分を裏切るであろう人間達しか居ないのだから。彼女の存在が、とてもとても不憫に思えてしょうが無くって。ラストシーンで、車椅子のイゼッタが登場したのは凄く嬉しかったけど、その間も、俺の頭はゾフィーの事でいっぱいでした。泣いたなー。